こんにちは!あっという間に蒸し暑くなりましたね。
セルロースセメントの白被りと戦う日々・・・まぁ、これはラッカー吹きつけで解決なので簡単なのです。
問題は塗装です。今までは手元にあった「アクリルガッシュ」を水で薄めて吹きつけていたのですが、どうにも上手くいかない。薄いとはじかれ、濃いとすぐに詰まるor塊を吹きつけることになるので塗装がかなり苦痛になっていました。
そもそも私が使ってる絵の具は5年前から使ってるものなので、余計に使いにくくなっているんだと思います。
「これではいかん!」ということで水性アクリル塗料について調べてみることにしました。
水性アクリル塗料のメーカー
エアーブラシで使える水性アクリル塗料をいくつか調べてみました。
(※記載している価格は参考価格です)
エアテックス
エアブラシの会社が作っている「エアテックスカラー」(15ml 550円)
・プラスチック・金属・アクリルなどにそのままダイレクトにペイントできる
・薄めずにそのまま使用可能
・すべて不透明
・ブラックライト(赤・青・緑)カラーあり(15ml×3色セットで3,080円)
・エアブラシの口径サイズ 0.3mm以上で吹き付け可能
ファレホ
「モデルエアー」と「ゲームエアー」(17ml 290円)
・「モデルエアー」と「ゲームエアー」は希釈調整済みで、そのまま吹きつけ可能。
・モデルエアーはミリタリー系の色が多く、ゲームエアーは派手な色が多い。
・容器が1滴ずつだせるドロップタイプなので、少量ずつ使いやすい
・スペイン発の高性能水性アクリル絵の具
リキテックス
・ソフトタイプ(20ml 280円)をペインティングメディウム(薄め液、120ml 700円)で希釈して吹きつけ可能
・リキッドタイプ(30ml 700円)は希釈済みのため、そのまま吹きつけ可能
・とにかく色が豊富
タミヤ
・タミヤカラー アクリル(10ml 150円)をタミヤカラーアクリル溶剤(46ml 264円)で希釈して吹きつけ可能
・蛍光色無し
・半透明、透明カラーあり
クレオス
・2019年11月から新バージョンが発売、以前のものより使いやすくなった
・水性ホビーカラー(10ml 198円)を水性ホビーカラー薄め液(400ml 600円)で希釈して吹きつけ可能
・蛍光色無し
・半透明、透明カラーあり
タミヤとクレオスの比較
エアテックスとファレホが直接吹きつけ可能なため、「簡単は正義!」と思ったのですが近くで買える店が無い。そして、ネットでも微妙に買い辛いため今回はお試ししませんでした。
リキテックスのリキッドも買えませんでした。あっても買えない値段だけどね☆
そんなわけで、「タミヤカラー アクリル」と「クレオス 水性ホビーカラー」の同じ色を吹いた場合の比較です。
クレオス・タミヤともに塗料1に対して薄め液が1~1.5が推奨の希釈濃度。ただ、薄め具合は個人の好みやエアーブラシの圧、艶重視か使いやすさ重視か・・・等が関係するので一概に「これだ!」というのは無いです。基本的に「牛乳くらいの粘度が使いやすい」と言われています。
薄め液は塗料と同じメーカーのものを使っています。当たり前ですが、その方が「塗料の良さ」を引き出せると考えるからです。
赤(タミヤX-7、クレオスH-3)
緑(タミヤX-5、クレオスH-6)
ピンク(タミヤX-17、クレオスH-19)
青(タミヤX-4、クレオスH-5)
クリア赤(タミヤX-27、クレオスH-90)
クリア緑(タミヤX-25、クレオスH-94)
クリア黄(タミヤX-24、クレオスH-91)
蛍光色はリキテックス
蛍光色はタミヤカラーと水性ホビーカラーにはないため、リキテックスのソフトタイプで試してみます。
蛍光ピンク/グリーン
蛍光イエロー/蛍光ブルー
使用感のまとめ
初心者の私が吹いてみた感想なので、あんまり参考にならないかもしれませんが一応のまとめです。
結論から言うと、私はタミヤカラーの方をメインで使っていこうと思います。クレオスの発色も捨てがたいけど、やっぱり「匂いが少ない」のが重要!家族の協力あってこその趣味なので。
タミヤカラー アクリル塗料ミニ
・びっくりするほど吹きやすい
・希釈を多少失敗しても、それなりに色が乗る/逃げない
・塗料も薄め液も、シンナー臭はほぼしない
・クレオスに比べてやや安価
クレオス 水性ホビーカラー(新バージョン)
・発色が良い。とてもきれい(感動した)
・普通色はややドロっとしていて、クリアカラーはさらっとしている。希釈がややシビア。
・薄め液のシンナー臭が気になる
いかがでしたか?
初心者エアブラッシャー(笑)が使ってみた感想なので、「使ってみたけど、話が違うやん!」という苦情コメントはご遠慮くださーいね。
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