こんにちは、まーさんです。
今日は夏パターン第4弾「「イワイイワナ」のタイイングをダイジェストで紹介します。イワイイワナはⅠ~Ⅳまであるので、全部を載せるとページがどえらいことになるもんね。
それでは、順番にいってみよう!
第3弾「ビートルパラシュート」はこちら↓
イワイイワナ
考案者は岩井渓一郎さん。名前から分かるようにイワナに効きますが、夏のテレストリアルですのでだいたい何でも釣れます。ニジマスも釣れる。
どのパターンもピーコックボディが基本になっているので、なるべく質の良い輝きのあるピーコックハールを使うことが美しく仕上げるコツです。
ただしピーコックを多用しているということは、強度面がちょっと弱いのが難点でしょうか。
イワイイワナⅠ
ボディのピーコックハールにフロスが巻きつけられたパターン。フックサイズは#10~14あたり。フロスによりピーコックハールを補強しています。また、フロスの色(赤・緑・黄・黒など)を変えることによりカラーバリエーションも増やせます。
ボディを巻き上げる
下巻き→フロス取り付け→ポスト&ハックルの取り付け→ピーコックを取り付けてポストの手前まで巻き上げます
フロスでリブ巻き
フロスでボディをリビングして、ポストで巻きとめます
ハックリングして完成
ヘッド部にピーコックを巻き付ける→ハックリング→フィニッシュして完成
イワイイワナⅡ
ボディにフロスを巻き付けて、ピーコックハールをバックに巻き留めるパターン。フックサイズは#10~14あたり。こちらもフロスの色を変えることによりカラーバリエーションを増やすことができます。
マテリアルの取り付け
下巻き→ワイヤー取り付け→フロス取り付け→ポスト&ハックルの取り付け→ピーコック3~4本を取り付けます。取り付けるもの多すぎですね…
フロスを巻き上げる
ボディになるフロスをポストの手前まで巻き上げて、巻き留めます。
ピーコックを折り返す
ピーコックを折り返して、ポストの後ろで巻き留めます。ただ折り返すだけ。
ヘッドを作る
バックに使った余りのピーコックでヘッドを作る。
色々して完成
ヘッドまでいっきにワイヤーリブで巻き上げる→ハックリング→フィニッシュして完成です。ワイヤーで巻き上げるときにピーコックがフックからずれないように気を付けて。
イワイイワナⅢ
ピーコックボディにティンセルバックのパターン。フックサイズは#10~14あたり。ⅠとⅡの複合的な?
マテリアルの取り付け
下巻き→ワイヤー取り付け→ティンセルの取り付け→ポスト&ハックルの取り付け→ピーコック3~4本を取り付けます。
ボディを巻き上げる
ピーコックを巻き上げてポストの手前でとめる
色々して完成
イワイイワナⅡのピーコックバックと同じ要領でティンセルをワイヤーで固定して、ハックリング→フィニッシュして完成。
イワイイワナⅣ
最終形態?のイワイイワナⅣはピーコックハールではなくピーコックアイをボディにします。ダイドカラーを使うことにより、カラーバリエーションを増やすことができます。今回はレッドを使用。フックサイズは小さめの#14~16あたり。
本家はボディにピーコックを巻き付けるだけなのですが、私は補強のためにワイヤーリブ巻きします。壊れるときは壊れるけど…気休めにね。
マテリアルの取り付け
下巻き→ワイヤー取り付け→ポスト&ハックルの取り付け→ピーコックアイ1本を取り付けます。
ボディを巻き上げる
ピーコックのストーク部分が重ならないように、でも隙間が出来ないように丁寧に巻き上げてポストの手前で巻きとめます。
色々して完成
余りのピーコックでヘッドを作る→ワイヤーを巻き上げる→ハックリング→フィニッシュして完成。
まとめ
いかがでしたか?
取り付けるマテリアルは多いのですが、作り方は簡単です。ワイヤーリブ巻きを省いて、さくっと巻くことも出来ますので自分のスタイルにあったイワイイワナを巻いてくださいね。
次回「テレストリアルフライ第4弾」は、コーチマンパラシュートを予定しております。コーチマンシリーズは2年ほど前に記事にしたことがあるのですが、手順については触れてないんですよね。以前より巻くのも上手になったし、新しい気持ちで巻いていきたいと思います。
次回もよろしくお願い致します。
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オーダータイイングも受け付けていますので、Twitterやフォーム等からコメントをよろしくお願い致します。
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