こんにちは、まーさんです。
夏パターン第3弾「ビートルパラシュート」のタイイング手順を紹介します。
ちょーっと手順は多いのですが、いってみよう!
第2弾「チェルノブイリアント」はこちら↓
ビートルパラシュート
何か特定の虫を模しているわけではなくて、なんとなくコロンとしたコガネムシのようなサイズによってはハエのような…ファジー(曖昧)なフライです。
ボディはピーコックハールで形成されるため、壊れやすいフライに分類されます。魚からの反応も良いため、嬉しいんだけど消費が激しいかもなぁ。
今回はピーコックハールがちぎれてしまったとしても、木っ端みじんになりにくいように補強しつつタイイングしていますので参考にしてください。
今回使用したマテリアル

フック…マルト c46FWBL #10
ボディ…ピーコックハール&シルバーワイヤ
レッグ…ピーコックソード
ハックル…コックネック Black
インジケーター…ハイビズドライウイング FLオレンジ 3束で使ってます
手順
下巻き

ベンドの半分ぐらいまで下巻きします。
ワイヤーとポスト取り付け

ベンド側からワイヤーを取り付け、アイの手前でポストを取り付けます
ハックルの取り付け

ポストにハックルを取り付けます。
ピーコックハールの取り付け

ベンド側に戻る途中でピーコックハールを3本取り付けます。
ボディを作る

スレッドにピーコックハールをヨリ付けて、

ポストの手前まで巻き上げます。
あとで使うのでピーコックはカットせず、スレッドで仮止めしておきます。
レッグの取り付け

レッグになるピーコックソードをポストを中心に左右2本ずつ取り付けます。
ヘッドを作る

先ほど残しておいたピーコックを再びスレッドにヨリ付けて、アイの後ろまで巻き上げます。
この時、前肢になるピーコックソードを巻き込まないように気を付けましょう。

アイの後ろでピーコックハールを巻き留め、余分をカットします。
ワイヤーのリブ巻き

ボディ~アイの後ろまでワイヤーでリブ巻き補強して、ついでに前肢となるピーコックソードも長さを整えてしまいましょう。
ハックリングして完成

大きくて重いボディのため、ハックルは大きいサイズをやや厚めに巻きます。
この時もピーコックソードを巻き込まないように気を付けて、フィニッシュします。

裏から見るとこんな感じ。ピーコックソードが肢っぽいでしょ??
まとめ
レッグを付け方がそれっぽいのですが、巻き込んだりちょっと面倒だなーって時はレッグ無しにしたりラバーレッグを使うと手順を省略できます。

こちらはレッグ無しパターン。ボディのワイヤーリブ巻きも省略しました。
どうでしょう。
ちょっと物足りない感じ?これぐらいスッキリのほうが良い?
そこは好みの問題なので補強しつつ作りこむも良し、簡素化して弾数を増やすも良し。
あなたはどっち派でしょうか?
次回は「イワイイワナ」のタイイングです。
イワイイワナはバージョンがⅠ~Ⅳまであるので、それぞれの違いを紹介できればなーと考えています。
それでは、また次回もよろしくお願い致します。
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まーさんの巻いたフライはこちらで販売中。
オーダータイイングも受け付けていますので、Twitterやフォーム等からコメントをよろしくお願い致します。





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