こんにちは、まーさんです。
つい先日「春パターン1~4弾」を投稿したハズが…もう5月!夏です。
そんなわけで、今回からは夏パターンをお送りします。第1弾は夏の定番「アントパラシュート」
いってみましょー。
第2弾「チェルノブイリアント」はこちら↓
ちなみに春パターンの始まりはこちら↓
アントパラシュート
アント=蟻(アリ)ですが、フックサイズは大き目でタイイングされることが多いです。#12~#18あたり。#12サイズがワラワラ居たらホラーですが、そこは気にしないとしましょう。
今回タイイングするのは「ハードシェルタイプ」のアントです。アブドメン(お尻)をレジンで固めるので、艶々のカチカチです。沈みやすく、壊れにくいフライとなっております。
タイイングのあとにほかのパターンも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
今回使用したマテリアル
フック…マルトc46FWBL #14
ボディ…スレッド 6/0 Black + レジン
ハックル…コックネック Black
インジケーター…ハイビズドライウイング FLイエロー 2束で使ってます
手順
下巻き
6/0のスレッドで、ベンドの半分ぐらいまで下巻きします。
ボディを形成するときはスレッドの太い方が話が早いのですが、持ってなかったら8/0でも大丈夫。
アブドメンとヘッドを作る
好きなだけ巻いてください。
お尻と頭をぷっくりとさせて、真ん中は細くするとそれらしい形になります。このあとレジンでコーティングするので、スレッドがでこぼこでも大丈夫。
フックの形状によってはお尻をぷっくりさせ過ぎると、フッキングが悪くなるのでやり過ぎはダメです。
形が決まったら、アイの後ろでいったんフィニッシュ。
コーティング
レジンでコーティングしました。艶々でしょ?
レジン液は何でも良いのですが、100均よりはメーカー品が良いと思います。100均のは簡単に買えるのですが、硬化した後もややべとつくのが気になる。(個人的感想)
タイイング専用?だと「RAID ZAP」のレジン液が人気商品みたいだけど、売ってるところが少ないのがなぁ。ということで、私は手芸用の清原LEDレジンを使ってるしオススメします。Amazonで買える。硬化も速いし、つるつるに仕上がるのでお気に入りです。
ポストを立てる
真ん中の細いところにポストを立てます。
ここからは6/0のスレッドを使っています。8/0だとちょっともっさり感がする。
ハックルを取り付ける
立てたポストにハックルを固定。
ハックリングして完成
ハックルを巻いたあとは、ポストの根元でフィニッシュします。
難しければぷっくりヘッドの後ろ側でも大丈夫。アイのところまで持ってきちゃうと、切れやすいのでダメです。
アントのバリエーション
フライングアント
ボディをレジンコーティングするところまでは同じ。くびれ部分にハックルを縦巻きしたあと、CDCでウイングを付けています。
ハックルの下側をカットすることにより、肢っぽく見えるパターン。
ストレッチボディアント(ブラック)
ボディをスレッドではなくストレッチボディで巻いたパターン。CDCはウイングではなくインジケーターとして取り付けているので、ぶら下がりタイプです。
ストレッチボディアント(シナモン)
シナモンアントと呼ばれるパターン。赤褐色のアリを模しています。
ボディハックルにはブラウン系のハックルをどうぞ。画像のはコーチマンブラウンです。
まとめ
いかがでしたか?
基本的にパラシュートタイプがあれば良いと思いますが、反応が悪い時用にぶら下がりタイプも持って行きたいところです。
夏に向けてテレストリアル(昆虫)パターンが大活躍です。サイズも大きいので、巻きやすいですよね。
次回はアリ繋がりで「チェルノブイリアント」のタイイングです。不沈フライ!
よろしくお願いします。
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まーさんの巻いたフライはこちらで販売中。
オーダータイイングも受け付けていますので、Twitterやフォーム等からコメントをよろしくお願い致します。
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