こんにちは。まーさんです。だいぶ春らしくなってきましたね。
この前、家族でエサ釣りへ行ってきました。
めちゃめちゃ風が強い日に行ったので、エサのブドウ虫が飛んでいったのを探しに行ったり、キャスティングの時にラインが絡まったり・・と、てんやわんやの大騒ぎ。
釣っている時間より、準備している時間の方が長かった気がしますが、楽しかったです。
さて、今日のテーマは「ヘンハックル」
あまり出番の無さそうなヘンですが、あると便利なんです。この記事を読めば欲しくなること間違いなし!
ではどうぞ
ヘンケープ(ヘンハックル)って?
メスの鶏の羽のこと。
ヘンハックルといえば、鶏の羽。
ヘンケープといえば、皮つきの鶏の丸ごとのこと。
ちなみに、ドライフライ定番のオスは「コックケープ(コックハックル)」と呼ばれます。
ヘンハックルはコックハックルに比べて柔らかいファイバーで、全体が丸っこいフォルムになっています。
左がヘン(チャイニーズケープ)、右がコック(Whiting)。
比べるものでもありませんが、羽の形がかなり違います。
そして柔らかいファイバーを持っているためパラシュートに使うと、バービュール(ファイバーの産毛みたいな細かい毛)がぺったりとした感じで水面に張り付きます。この柔らかく着水した雰囲気が魚にはたまらないとかなんとか。
コックは張りがあるため刺さるように着水します。なんだか、力強い。そしてシュッとしてる。
水からあげた直後の状態。
ヘンハックル(右側)の柔らかい感じが伝わりますか??
チャイニーズケープ/インディアンハックル
チャイニーズケープとかインディアンハックルと呼ばれるハックルケープの鶏は、フライタイイング用に系統だてて養鶏されたものではありません。
画像のホワイトはWhitingのヘン、ブラックはチャイニーズケープです。
こちらハックル
白と黒をどっちもきれいに写真に収める技術が私には無かった・・・
ジェネティックハックル(WhitingやMet’z等)と比べると、ハックルの大きさと密度が違いますがスロートハックに使う場合だとジェネティックにこだわらなくても問題はなさそう。欲しい色とお財布とで相談です。
(ジェネティックの方が5倍ぐらい高い…)
ヘンハックルの使い方
基本的にウェットフライで使うことが多いと思います。
水なじみの良い柔らかなファイバーが水中で艶っぽく揺らめいて、お魚を誘う。
イメージですけどねw
いやいや、タイイングにおいてイメージは大事なんですよ。
まぁそんなイメージでヘンハックルを使っているフライを紹介します。
①テンカラ逆さ毛鉤
ヘンフェザントも良いけれど、ぱきっと白い色も良くないですか?
濁りがあるときに効きそうでしょー
②パラシュート
コック・デ・レオンのヘンハックルを片側のみでハックリング。儚げアピール!
流れがある水面ではハックルが逆らわず自然に流されて良い感じなんですよねー
③定番のウェットフライのスロート
ヘンフェザントをマーチブラウンのスロートハックルに(画像は使いまわし、そして長すぎ)
コックより安く手に入るヘンハックル。
定番の色だけでも持っておくと、ウェットフライの幅が広がりますよ。
今日は使いませんでしたがハックルセパレーターを使うとまた新しい顔を見せてくれるんです。その話はまた今度・・・
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